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手紙と文房具と本と日々のことをつらつらと…
by usausa87
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京都プチ旅行 その2
朝食はホテルのバイキングスタイル。伊坂さんの『グラスホッパー』をふと思い出す。
グラスホッパー
伊坂 幸太郎 / 角川書店
ISBN : 4048735470


やる気(食べる気)満々でお皿を持ってぐるっとまわってみたが、どうもひ
かれる料理がない。パンはトースターが置いていないので冷たいし、野菜は
葉野菜ばかり。ヨーグルトは市販のパック入りの加糖ヨーグルトのみ。何と
言ってもおかゆや卵焼き、おみそ汁がないのにがっかり…。

ホテルをチェックアウトして、仕事の買い物を2、3すませ、今日の宿泊先
京都ブライトンホテルに移動。地下鉄の駅から近そう
だったので、歩くことに。御所西隣とのことだったが、歩いても歩いても
ずーーーっと御所の塀が続く。日頃クーラーのきいた部屋にばかりいるの
で、暑さがこたえる。汗だくになり、かなり疲れたころにやっとたどり着い
た。こじんまりはしているけど、とても落ち着いた雰囲気。

京都プチ旅行 その2_b0055088_23581072.jpg





部屋は結構広い。入口のドアともう一枚、部屋にドアがついているので、廊
下の音も聞こえてこない。ホテルというと乾燥が気になるところだけど、部
屋にちゃんと加湿器・空気清浄機が設置されていた。

京都プチ旅行 その2_b0055088_23585351.jpg


二条城にでも出かけるつもりだったが、合流するはずの友人がなかなかたど
り着かず、受付時間を過ぎてしまって断念。せっかく京都に来て、全く観光
をしないのも何なので、蛤御門を見学に。元治元年7月19日(1864年8月
20日)に起こった「禁門(蛤御門)の変」で激しく戦闘が行われた場所
だ。門には、銃弾の跡と思われる穴がたくさんあいていた。その昔、この地
に、久坂玄瑞や西郷隆盛、新撰組などがいたというのがなんだか実感として
わいてこない。昨年大河ドラマでちょうど『新選組!』見たばかりだったの
でなんだか不思議な感覚だった。
御所内をウロウロしたかったが、歴史に興味ない上に、ヘルニアの傷みを座
薬でおさえている友人はすでにバテ気味。そのまま夜ご飯のお店へ移動することに。

京都プチ旅行 その2_b0055088_23593214.jpg


今日の行き先は、昨日行った「枝魯枝魯」の姉妹店、「枝魯枝魯ひとしな」。
こちらのお店はやや古い民家をそのまま利用したような外観。1階のカウン
ター席と2階席とがあり、本店より席数が多く、当日でも予約がとれた。こ
ちらのお店も本店と同じく、3500円のコースメニューだったが、内容は全
く違うものだった。ソースが凝っていて、一品一品丁寧な仕事をしているの
は両店共通。こちらも美味しくいただいた。

京都プチ旅行 その2_b0055088_00221.jpg


ただ、あえて比べると昨日の本店のコースの方が変化に富んだ内容で良かっ
たと思う。昨日のコースを食べていない友人は、「美味しかったけど、同じ
様な味のものばかり食べている気がした」とのことだった。…とは言っても
これは、あえて比べると…というだけで、どちらのお店もオススメできる内容だった。

[枝魯枝魯ひとしな]
京都市下京区西木屋町通松原下ル
075-343-7070
18:00~24:00 (LO/23:00)


友人はコンビニでワインのフルボトルを購入して、ホテルで部屋飲み。帰り
の心配をしなくていいので、私も飲みたかったが、先日体調を崩して以来、
どうもアルコールを受け付けない。しらふのまま朝まで(何と4時まで)
しゃべり続けた。最近読んだ本の話から、女ひとりで生きて行くには…みた
いな話まで良くしゃべったーー(お互いに)。
Top▲ by usausa87 | 2005-06-20 23:54 | diary
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