Top

手紙と文房具と本と日々のことをつらつらと…
by usausa87
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
ブログパーツ
フォロー中のブログ
LINK
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
パラレル 長嶋有
from 粋な提案
ラミーサファリは毒ですよ
from Pushpin Diary(..
連休3日間
from manu
10月といえば…
from manu
やっぱり白が好き!
from もの!モノ!!mono!!!
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
『オレたちバブル入行組』 池井戸 潤
オレたちバブル入行組
池井戸 潤 / 文藝春秋
ISBN : 4163236007

舞台は東京中央銀行大阪西支店。
主人公の融資課長半沢はバブル入行組。
支店長が強引にすすめた5億円の融資先の倒産により4億9800円が未回収で焦げ付き。
半沢はこの不良債権の責任を押しつけられてしまう。




この作品の支店長のように、自分の地位を悪用して私利私欲にはしるケースが
身近であった。知り合いの会社でのこと。
財務状況は良くなく、どこの銀行からも融資を断られる状態。
そこへ現れたのが政治がらみのAと銀行の某支店長。
無理な融資を支店長権限で通し、見返りとして、融資額の10%を強要。
もぎとるようにして奪ったそのお金をAと某支店長で山分け。
私が聞いただけでも3億、2000万、1000万の3件の融資を通している。
これにはAと2銀行の支店長がからんでいて、Aの取り分は1500万円以上。

それだけでは足りないようで、支店長の接待費だと称して
飲み代を何十万単位でせびりにくる。

こういう弱い物いじめをして、私利私欲にはしる人が政治に絡んだり、
銀行の支店長でいることに腹が立つ!

銀行が貸し渋りをする昨今、それでも銀行員のサラリーは一般企業と比べると
まだまだ高給だ。支店長クラスになるとかなりのもの。
お金はあればあるように使うということだろう。
弱者からもぎとったお金で一晩に何十万円もの豪遊をする。
こんなことがまかり通っている世の中に腹が立つ。

以下ネタバレあり。



この作品、途中までは悪人東田と支店長がどんどん追いつめられていって
気持ちがよかった。実際の世の中でもこうなって欲しいものだ。
しかし、ラストが気に入らない。
結局は支店長の弱みを握ってそれをネタにおどして無理な人事異動をさせた半沢。
結局は半沢も私利にはしっただけじゃない。支店長は出向で終わり?
正義感が強く、歯に衣着せぬ半沢のはずだけど、正義感をふりかざすなら、
ちゃんと罪は罪として扱うべき。そして、自分の実力で出世すべき。
これじゃ、内容は違っても、結局は支店長と変わらないじゃない。


著者の池井戸さん、かなりはっきりとものを言われる方のよう。
池井戸潤の銀行の歩き方
[PR]
Top▲ by usausa87 | 2005-03-02 19:52 | book
<< 3/3の図書館借り出し本 | ページトップ | 4ページ目で投げ出した本 >>